便利屋さんに頼むと安いって本当??
荷物の少ない引越しの場合、
「便利屋に頼むと安い」という話を耳にします。
作業内容が変わらずに安いのでしたら、
わざわざ引越し専門業者に頼む必要もありません。
便利屋が引越し業者と比べてどのくらい安いのか、
引越し業者とは何が違うのかをまとめてみました。
そもそも、便利屋って何なの?
便利屋とは、“軽貨物自動車運送業”のことで、
運送、引越し、運転代行、ハンドキャリー、ハウスクリーニングなど、
なんでも行う総合業者です。
代表的なものに、『 赤帽 』が挙げられます。
引越し専門業者ではないですが、
その分、割安の料金設定で人気のあるサービスです。
赤帽に引越しを頼む場合、
軽トラック1台と作業員1名を、貸切り便として利用できます。
赤帽の基本料金は、以下の通りです。
<赤帽料金システム>
基本料金 |
11,900円〜 | 土日祝日は2割増 |
---|---|---|
作業時間 |
2時間以内 | 30分超過毎に1620円追加 |
移動距離 |
20km圏内 | 1km超過毎に190円追加 |
作業人数 |
1名 | 作業員、車両追加は2倍料金 |
使用車両 |
軽トラック(350kg)1台 | 同上 |
<赤帽と引越し業者の比較表>
赤帽と、引越し業者A社を比較した場合です。
比較項目 |
赤帽 |
引越し業者 |
---|---|---|
料金システム |
明確でわかりやすい(〇) |
決まりがなく変動する(△) |
時間指定 |
融通が利きやすい(〇) |
別途料金が必要(△) |
作業人数 |
基本1名、家具などは手伝う(△) |
基本2名(〇) |
引越し技術 |
専門スタッフではない(△) |
専門スタッフ(〇) |
養生資材 |
十分ではない(△) |
専用資材を用意(〇) |
保険内容 |
金額、適用期間が短い(△) |
標準引越運送約款を適用(〇) |
赤帽の強みは、明確な料金システムと、
貸し切り便で融通が利きやすいことです。
積み切り料金なので、荷物量で金額が変わることがありません。
荷物内容が少なく、移動距離などをしっかりと把握していれば、
引越し業者よりも安く利用することが可能です。
私が赤帽を選ばなかった理由
今回、私が赤帽を利用しなかった理由は、
1. 移動距離が44kmと、遠距離であった。
2.土曜日の引越しを希望していた。
3.引越し業者の料金が安かった。
などが理由でした。
上記の料金システムで計算すると、
赤帽では、19,752円と意外にも高額だったため、
今回は赤帽を利用するメリットがありませんでした。
近距離の場合でも、引越し業者はさらに安くなるので、
冷蔵庫単体の引越しの場合は、
引越し業者を選んだ方がメリットが大きいと思います。